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とつかボーカル教室
2015年12月26日 [カラオケ道]

採点機能(2)食って入る

教室の方は、明日から冬休みに入ります。 今年一年お世話になりました。

さて、今年最後に、カラオケ道 採点機能の続きです

僕は基本的にしゃくり歌いだったりするので、どうしてもフレーズの最初の音程が低い
という判定になってしまうことに気づきました。

しゃくりとは実際の音程よりちょっと低めの音程から入って、正しい音に持っていく
「しゃくり上げる」歌い方のことです。

採点の加点で「しゃくり」というのがありますが、その加点が付く場合もあるのですが
どうしても音程がずれてしまうという判定なのです。

では、どうしたらいいのか?

やってみたのは、そのフレーズの歌い出しよりちょっと手前から歌い出すという方法です。
これだと、音程のバーが表示される前にしゃくりの低い音が入り、しゃくり上げた正しい音から入るというふうに
認識してもらえました!ただし、普通に歌うより難しい...。

でも、このちょっと手前から歌い出す技術って、歌の表現の技術のひとつだったりします。
いわゆる「食って入る」っていうことですね。


「食って入る」とそのフレーズの入りにアクセントがついて、
フレーズのはっきり感や迫力につながってきます。

どのフレーズもそうしたほうがいいわけじゃないですし、食いすぎてもおかしくなったりしますが
「食って入る」ってことも試してみてはいかがでしょう?


採点機能の検証のつもりでしたが、歌の表現テクニックにつながってしまいました。


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