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とつかボーカル教室
2016年01月16日 [シンギングテクニック]

聴けるというテクニック

昨日、TEPPENという芸能人が特技で一番を競うという番組をチラッと見ていたら、ピアノ対決で「こまつ」という音楽芸人さんが優勝していました。
この「こまつ」さん、テレビで前に見たことがあったのですが、いろんな曲をミックスしたアレンジ曲をおもしろく弾くという芸人さんです。おもしろく聞かせるためにはテクニックが必要なわけですが、こういう番組で優勝してしまうなんてホントにすごいなあ。と
しかも、彼は楽譜が読めないそうなのです。自分の聴いた感じでピアノで表現できてしまうんですね。「聴ける耳があるのがテクニックだ」と審査員の方も言っておりました。

これって、歌でもとても大事なことです。
というか、楽器より歌の方が「聴くこと」が大事なような気がします。
歌の場合は聴きとるのはメロディーだけじゃなく、歌詞もありますからね。

うちの生徒さんでも、入会するときに「楽譜読めないとダメですか?」と質問される方もいるのですが、「それは全然必要ありません」と答えています。もちろん楽譜読めるに越したことはないのですが、なまじ楽譜が読めることで、楽譜に頼ってしまうということもあり、「歌を歌っている」というより、「楽譜を歌っている」ていう感じになってしまう場合があります。

楽譜を見て音を追うより、聴いた音をそのまま声にして出せる、という方が「音感」といった面で重要だと思います。

有名な話だと、美空ひばりさんは楽譜を読めなかったとか。耳で聴くテクニックが優れていたので、あれだけの表現力があったのだと思います。

こまつさんの動画いろいろあったのですが、とりあえずこれを





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